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家を買うときの利子は5%前後。

(2014 Dec 10)

ローンの利子は日本と比べてかなり高いから、家でも車でも大きな買い物をするときは、こつこつ貯めて一括現金のほうが圧倒的によい。

日本では0.5~1%の住宅ローンを提供している銀行は多いが、オーストラリアの大手銀行、コモンウェルス銀行が提供する住宅ローンは5%前後。他行もさほど変わりはない。

オーストラリアの銀行の定期預金利率は4%前後と日本のそれと比べるとかなりいい。

「借りたいなら高い金利を払いなさい。預けてくれるならそれなりの高い利子をつけてあげますよ。」というのがオーストラリアの銀行のスタンス。

オーストラリア人の老後の資金は2種類


オーストラリア人は老後に
  • Pension(ペンション・日本でいう「年金」)
  • Superannuation(スーパーアニュエーション・日本でいう「退職金」に近い)
と二つの資金を得ることができます。

日本の年金システムとの大きな違いは「ペンションは税収でまかなわれている」ということ。

オーストラリア国民はいちいち保険料を納付する必要も納付期間や掛け金のことを心配する必要もありません。全オーストラリア国民(そして永住権取得者)は一定の年齢に達すれば、ペンションをもらえます。

スーパーアニュエーションは簡単に言ってしまえば、被雇用者(あなた)が給与とは別に雇用者(会社)から受け取れるお金。実際には給料日に毎回現金でもらえるというわけではありません。このお金は退職後にしか受け取れない仕組みになっています。それまではいわば凍結状態。

会社はあなたの老後のために、法律で決められた一定の金額を給料日ごとにスーパーアニュエーション管理団体に送金します。その団体はあなたの老後の資金をただ預かるだけでなく、あなたの意向に従って資金運用もしてくれます。

オーストラリアに給与所得控除はない。


数ある控除の中でも、日本にあってオーストラリアにないもの。それは「給与所得控除」。労働者が収入を得るための必要経費の概算がそれ。

例えば日本で年収700万円の人は、その3割弱の190万円が給与所得控除。よって他に控除がない場合は510万円が課税所得になる。

課税所得が510万円の場合の所得税率は20%で、それから約42万円を引いた額、つまり約50万円が所得税として出ていく。

オーストラリアには給与所得控除はないから、他に控除がない場合は、700万円まるごと課税所得になってしまう。これは痛すぎる。日本の税制にあてはめて考えれば、課税所得が700万円の場合の所得税率は23%で、それから約63万円を引いた額、つまり約100万円を所得税として納めなければならない。

課税所得が低ければ低いほど、税金を少なくおさえられる。だから控除があるとないでは大違い。そういう意味では、日本の給与所得控除という制度はとても太っ腹だと思う。

オーストラリアの年金「Pension(ペンション)」 【給付額と給付条件】


(2012 Aug 10)

日本では、年金給付額は各人の納付年月や納付額によって異なります。また「日本の年金制度は三階建て」と表現されるように、国民年金や厚生年金などいくつかの年金が組み合わさっているので、非常にややこしいのが現状です。

【給付額】

オーストラリアの場合、非常にシンプルで給付額は皆同じです。今現在、二週間で受け取れる額は
  • 一人なら695ドル30セント
  • 夫婦なら1048ドル20セント
となっています。


【給付条件】

給付を受けるには以下の2つの条件をクリアしなければなりません。

① 一つは年齢。今までは65歳から年金を受け取ることができましたが、今後は段階的に引き上げられ、67歳から受け取り可能になります。

② 二つ目は「居住」について。以下の3つが満たされる必要があります。
  • まず、オーストラリアに実際に住んでいないと年金の申し込みはできない、ということ。
  • 次に、その申込者はオーストラリア国民か永住権をもっていなければなりません。ビジネスビザで滞在している人はだめだということです。
  • そして最後に、その申込者は連続して10年オーストラリアに住んでいなければなりません。
多くのオーストラリア人は普通に上記の条件を満たすと思いますが、オーストラリアへの移民にとってはなかなか頭を悩ませる問題です。

ちなみにオーストラリアの年金は税金でまかなわれているので、誰がどれだけ納付した納付していないとか、納付の期間が長い短い、という日本のような問題が発生しません。煩雑さがなく、スッキリ爽快です。

オーストラリアの退職金?「スーパーアニュエーション」

(2012 Aug 08)

いろいろな解釈の仕方がありますが、私が思うにオーストラリアの「スーパーアニュエーション (Superannuation)」は日本でいう退職金に相当するものです。

スーパーアニュエーションの基本は「退職後の資金源として、給料とは別に被雇用者は給料の9%分を雇用者に支払ってもらう」ということです。例えば年収が5万ドルなら、年収とは別に退職金用のお金として4500ドルを雇用者は被雇用者に対して支払わなければなりません。これは法律で決まっています。

9%という数字は今後段階的に12%まで引き上げられる予定だそうです。


スーパーアニュエーションのお金は特別の場合を除いて、退職後まで引き落とすことができません。ちなみに退職して引き落とすときは無税です。(ちなみに日本で退職金をもらうときは税金がかかります。)それまでは各人は投資信託会社を選択して、資金を運用することになっています。

投資のプランはハイリスク・ハイリターン型からローリスク・ローリターン型まで様々。自分に合うと思うプランで運用していきいます。通常スーパーアニュエーションのための運用は20年、30年単位ですので、長期運用の場合はハイリスク・ハイリターン型がよいとされています。

「老後のために今からもっと貯蓄しておきたい」という人は、スーパーアニュエーション用として自分の給料から毎回いくらか天引きさせることもできます。これは控除扱いなので結果として毎回の給料にかかる所得税の額を減らすことにもつながります。

年金利4%


(2009 Aug 04)

先日定期が満期を迎えたから、銀行で新しい定期を作り直してきた。「下がったなあ金利。」というのが率直な気持ち。

2、3年前は8%ぐらいあったのに。今は半分ぐらいの4%がいいところ。日本の金利と比べたら、そんな贅沢な話はないのだが。

ネックなのは、ときどき日本に帰るときに必要になる日本円。円高だと両替する気がなくなる。今は1ドル80円ぐらいまで戻してるけど、60円台のときはどうしようかと思った。そういうときは必要最低限のお金だけ両替して、あとはとにかく円安になるのを冷静に待つしかない。

随分前に1ドル100円以上で両替できたときがあった。そんな夢のような日は今後来るのだろうか。

家を買うときに政府から約2万ドルもらえる?


(2008 Oct 14)

1ドル100円と換算すれば、2万ドルは200万円。かなりの金銭的サポートだ。

今までの政府のルールだと、新しく家を買う人は7000ドルを政府から援助してもらえた。しかし、今回の財政支援でそれが三倍の21000ドルになった。条件は新しく家を建てること。

そうすることで、大工さんとか不動産とか、家を建てるために必要な仕事が多くなり、雇用機会を増やすことができる。世界的な不況の流れをオーストラリアでも食い止めようといろいろな策が考えられているのです。

ちなみに、建売りを買う人は14000ドルの財政支援を政府から得ることができます。買い時かも!