メルボルンカップ

ビクトリア州では11月の第一火曜日は祝日となります。その理由はなんと競馬。オーストラリアで最大の競馬レースであるメルボルンカップが行われるがために、人々は休みがもらえるのです。

メルボルン近郊のフレミントン競馬場には午前中から多くの人が集まります。観客は皆正装。思い思いのファッションを楽しみます。女性でよく目にするのがふちの大きな帽子。

季節は春で、日本でいえば4月か5月ぐらいの気候。結構暑くなる年もあります。

純粋に馬券を買って競馬を楽しむというよりは、社交的要素のほうが強い。肝心のレースは午後3時すぎに行われますが、人々はそれまで食べたり飲んだり会話したりしながら楽しい時間をすごします。羽目を外す人も多く、ワインなどを飲みすぎて寝てしまう人も時々います。

2006年には日本の岩田康誠騎手のデルタブルースが1位になりましたが、その後は馬インフルエンザの影響もあって日本の馬は参加していません。