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54歳女性教師が17歳男子生徒と性行為して提訴

(2014 Dec 19)

日本で教師の不祥事は後を絶たないが、オーストラリアでも少なくない。

ニューサウスウェールズに住む54歳女性教師は、2013年に17歳男子生徒と性行為を5回もった。保釈金が支払われたので現在は保釈されている。2015年初頭に裁判がはじまる。

8人の子供が殺された母親の人物像

(2014 Dec 20)

ケアンズの小さな町のある家で子供が8人殺された。

現場では胸と首を刺された母親(Ms Warria)も発見されたが、死には至ることなく病院に搬送された。母親が子供たちを殺したのではないかという報道もある。

近所の人は言う。

「午前4時ぐらいにワリアさんと誰かが言い争いをするのが聞こえた。私がワリアさんを最後に見たのは午前6時で、それからは静かだった。ワリアさんは家の中のもので親族や友達にあげられそうなものを外に出していた。」

 「ワリアさんは人生を変えると言っていた。体調はよくなかったみたいだけど、子供たちを愛していた。」

事件の翌日、警察はMs Warriaを逮捕したと発表した。

 参照ページ




 

生乳を飲んで子供が死亡。

(2014 Dec 14)

消費者が飲む目的で生乳を販売することはオーストラリアで禁じられている。殺菌処理されていない生乳は管理の仕方によっては大腸菌などが発生し非常に危険だから。

しかしオーストラリアで生乳を合法的に販売する方法がある。飲む以外の目的なら売って構わないらしい。そこで酪農業者は「美容のため」ということで生乳を販売することにした。

お肌にいいですよ。お風呂にいれて使ってください。

飲んでは駄目な生乳。美容のために使わなければならない生乳。そうであるのにも関わらず、その生乳が陳列されている棚はなんと通常の牛乳と同じ乳製品コーナー。

その美容生乳のボトル側面には「美容目的でご利用ください」という文言はあるということだが、そんなとこに置いといたら「美容目的で飲んでもいいのかしら」と思う消費者もいるだろう。

結局、その美容生乳を飲んだ三歳児が死亡という悲劇が起こることにつながった。

酪農業者「だから美容のためだって言ってるじゃない」
小売業者「普通の飲むための牛乳の隣に置いちゃだめって言われてないし」

私たちは悪くない。使い方を誤った消費者が悪い。

それも正論だが、法律をかいくぐって商売していたのも事実。

消費者のことを考えれば、化粧品などのコーナーに美容アイテムとして冷蔵庫を設置して陳列することもできたはず。わざわざそれをするのが面倒だった感は否めない。

参照ページ

オーストラリアは安楽死を選べる国になるのか。

(2008 Sep 14)

日本で法的に認められていない安楽死(もしくは尊厳死)は、オーストラリアでも違法です。

原因不明の難病であるクローン病を患っていると15歳で診断され、その後結腸癌にも苦しめられたAngelique Flowers(アンジェリーク・フラワーズ)さんは、モルヒネや鎮痛剤等を服用していたものの症状が悪化し、先月の8月19日に亡くなりました。31歳でした。

アンジェリークさんの最期は「尊厳」とは程遠く、「腸の機能障害のために嘔吐し続け、悶絶しながら死んでいった」と彼女のあごの下にボウルをかまえて嘔吐物を受け止めながら、妹が苦しんで死んでいくのを目の当たりにした兄のダミアンさんは言っています。

また、彼は「アンジェリークは死ぬのを恐れてはいなかった。どんな形で死ぬかを恐れていた。」とも話しています。

アンジェリークさんは亡くなる数ヶ月前に自分のメッセージを録画していましたが、その中には首相のケビンラッドへのメッセージも残されていました。

「私はストイックな人間ではありません。不運や苦しみを乗り越える人々には心から頭が下がります。しかし私の病気は本当によくならず、この生活から得るものは何もありません。

16年間クローン病と結腸癌との闘病生活を送ってきた今、私が望むのは痛みのない安らかな死のみです。そうすれば、家族や友人など愛する人たちに別れを告げて死ぬことができます。

しかし、安楽死はオーストラリアで違法ですから私のこの願いは叶いません。

アボリジニ(オーストラリア先住民族)に苦難を強いた今までのオーストラリア政府の行いに対して謝罪ができる良心、そして京都議定書を批准する誠実さをもつケビンラッド首相には、人間の安楽死を合法なものにして頂きたいと切に願っています。

私の人生は安楽死で死ねる動物以下です。私は生きることも死ぬことも奪われました。」

オーストラリアでは、北部準州で1996年に世界で初めて安楽死法が可決されましたが、その後連邦政府によって否決されてしまいました。

(オーストラリアには大きく分けて6つの州と3つの準州がある。準州は自治が認められているので法律の可決等できるが、連邦政府は準州の決定を覆すことができるシステムになっている。)

偶然かわかりませんが、今期の連邦政府議会では、提出された安楽死関連の議員立法法案に関しての議論が活発になる見込みで、北部準州の安楽死法を再度合法にするか否かの投票が会期中に行われるようです。

近親相姦は許されるのか?

(2008 Apr 8)


ジョン(61歳)は実の娘であるジェニファー(39歳)との間に子供を授かったのだそうです。その子の名前はセレステ。現在、すでに9ヶ月にもなっています。実はこの子の前にも女の子が生まれたそうですが、その子は先天性心疾患で亡くなりました。

先週末のドキュメンタリー番組の出演を機に、このニュースはオーストラリア全土を駆け巡っています。彼らは裁判にかけられ、執行猶予3年の有罪判決となりましたが、500ドル(約5万円)の保釈金で保釈されたそうです。

この裁判長は近親相姦がもたらす子供への悪影響等も口にしていますが、最終的にこのような判断に落ち着いたのは、「双方が合意の上のことで性的搾取は全くなかった」という考えがあったから、らしいです。

ジョンとジェニファーは今、セレステのほかに、ジェニファーが前の旦那との間にもうけた二人の子供とも一緒に住んでいます。

ジョンはジェニファーの前に、ドロシーという女性と結婚生活を営んでいました。ドロシーはジョンの再婚相手で、ジョンはドロシーの前にジョアンという女性と結婚していましたが、そのジョアンとの間に生まれた子供がジェニファーでした。

ドロシーはどうやってジョンの浮気、さらには近親相姦を知ったのか。それはジョンからの告白だったそうです。「俺、ジェニファーと寝たよ。今までで最高のセックスだった。」

なんなんでしょうか。この人。正気なんでしょうか。ありえないでしょう、このコメント。ドロシーが気の毒で仕方ありません。

ドロシーはこのことが大きなトラウマになっているそうです。そして、ドロシーにはジョンとの間の子供がいるのだそうですが、一番下の娘さんは精神的に相当傷ついているそうです。

今回、ジョンとジェニファーがテレビ出演したのは、「私たちはお互い同意してこういう関係を築いている。だから、もう少し敬意と理解の目で周りからも見てもらいたい。」ということを伝えたかったから、らしいです。

周りの人のことは後回し、というかんじですね。