代行料は結構高いし、確定申告は自分でやるのも手。【1】


(2008 Oct 26)

日本では一般的なサラリーマンおよび公務員の方々の所得税は源泉徴収され、年末には税金の過不足を調整する「年末調整」が知らないうちに行われていますね。

だいたいの場合はいくらかの税が返ってきますから少し嬉しい気分になります。また、日本で年収が2000万円を超える人および個人事業主は確定申告を各自行い、所得税を納めますね。

オーストラリアでは、国に所得税を払うために、サラリーマンも公務員も個人事業主も働いている人は全て「tax return(タックスリターン)」というものを行わなければなりません。

オーストラリアで働く場合は「tax file number(タックスファイルナンバー)」というオーストラリア税務署からもらう番号がないと働けず、要するに国は労働者をその番号で管理しているので、万が一タックスリターンをしないときは税務署から咎められることになるでしょう。

オーストラリアの会計年度は毎年7月1日から翌年の6月30日までで、税理士に依頼せずに自分で行う場合、タックスリターンは10月下旬までに行わなければなりません。

自分で行うときはインターネット経由で「E-tax」という専門のソフトウェアを使って行います。もちろん費用は全くかかりません。

オーストラリアで被雇用者の場合、一年を通して税の源泉徴収はされており、通常国は税金を多くとっているので、名前に違わず「タックスリターン」をすると、たいていの場合は税金が返ってきます。