メルボルンのトラムのインスペって何ですか。

メルボルンにはトラムという路面電車が街中を通っています。運賃は結構高めです。切符は2時間乗車用、一日乗車用などとして販売されています。

乗車したら切符に時間を刻印するために専用の機械に切符を必ず通す必要があります。しかし、通さない人もなかにはいます。

トラムはだいたい2両編成で全部で6つの乗降用ドアがあり、どこから乗り降りしても構いません。

刻印の機械は各ドアにありますが、後ろのほうのドアから乗って、だれも見ていないから、刻印しないで済ませよう、つまり切符を使わないでただ乗りしてしまおう、と思えばそれもできてしまいます。

そんな乗客を取り締まるのが「インスペクター(略してインスペ)」という人たちで、バス停ならぬトラム停から時々トラムに一気に乗り込んできます。

6つのドア全てをカバーするだけのインスペたちが各ドアから入ってくるので、他のドアから逃げようと思っても無理。

有効な切符をもっていないと判断されたら最後、書類を書かされて罰金を後に払うことになります。