メルボルン空港は別名タラマリン空港と言います。オーストラリアの空港の中ではまあ大きいほうですが、日本の成田や関西と比べたら比較にならないほどに小さいです。
一階に到着ロビーがあり、二階に出発ロビーがあります。一階には店はほぼ全くありません。レンタカーなどのカウンターがちらっとあるぐらい。二階には飲食、旅行用品、薬局、お土産などの店が結構あります。
タラマリン空港に到着してからの入国手続き、荷物の受け取り、税関の流れは非常に悪く、下手をすると飛行機を降りてから税関を抜けるまで、2時間以上かかるときもあります。その理由はとにかく狭い。そのわりに利用客が非常に多い。
入国手続き終了後(パスポートを見せて何で来たかなどの質疑応答の後)、預け荷物受け取り場所(ぐるぐるスーツケースが回ってる)は人人人でごった返します。スーツケースを無事見つけても、次は税関のための長蛇の列。
この状況を緩和するため、2012年にある程度の改良がなされたようで、預け荷物受け取りから税関までのスペースは、以前と比べるとちょっと広くなりました。
そして、これも新しい試みですが、2012年から、税関で荷物の中身を見せるか否かは犬の判断を仰ぐようになりました。五人ぐらいが一列に並ばせられ、荷物は全て地面の上に置くように指示される。
そして犬が匂いを嗅ぎ、怪しいなと思う荷物のところで犬が止まります。その荷物の所有者は直進するよう指示され、奥の部屋で荷物を開けて持ち物の申告をします。
このやり方を見て、やばそうなものをもっていても、犬が気付かなければそのままオーストラリアに持ち込めてしまうのでは?と思ってしまいました。