オーストラリアへの食品等の持込は税関の犬次第

メルボルンの空港(タラマリン空港と呼ばれている)とゴールドコースト空港の場合

1) 機内で配られる申告書は虚偽がないように記載する。

「あの食べ物は取られたくないし、量もないからばれないだろうし、申告しないでいいかも」なんて思っていて、万が一捕まっても後の祭り。

2) 持ち物チェックされるのは、犬に嫌疑をかけられた人たちだけ。

申告した人たち全員がスーツケースを開けられて、いちいち調べられるわけではない。

少なくとも上記2つの空港の税関には、オーストラリアに持ち込んではいけない物の臭いを嗅いで探知できるように訓練された犬がいる。

申告者は一回5人ぐらいの単位で、床に描かれた縦長の赤い枠内に整列させられる。その際に荷物は全て床に置かされる。

そして準備が整ったら探知犬が出てきて、赤枠内の荷物の臭いをかぎ始める。この間30秒もない。悪いことはしてないのに、犬が自分の荷物の近くにくると焦るが、とにかく犬が去るのを待つ。

「持ち物があれこれ没収されてしまうのでないか」と憂鬱になるのは、犬に疑われてからでいい。犬のお咎めがなければ無事通過。

3) 万が一疑われたら

複数の鞄をもっているなら、怪しいと思われた鞄の中身を説明する。余計なことはしゃべらなくていい。聞かれたら答える。また、税関の職員には毅然と対応する。おどおどしていると益々怪しまれる。
ドライフルーツ、乳製品、種など申告対象の物をもっていても、犬に吠えられなければ「持ち込み可」というお墨付きをもらったに等しい。









犬に疑われることなく無事に税関が終わると毎回、「え、これもオーストラリアに持ち込みしていいんだ」と驚いています。「密閉してる物なら臭いしないし、犬も吠えないのかな」とも思っています。